福田 衣里子

It’s now or never―私は早く、C型肝炎とさよならしたい!
福田 衣里子
It’s now or never―私は早く、C型肝炎とさよならしたい!
定価: \1,500
販売価格: \1,500
人気ランキング: 135563位
おすすめ度:
発売日: 2006/02/22
発売元: 書肆侃侃房
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強さ
「やれば何でもできる。夢も叶う。できないんじゃなくて、やらないだけなんだ。自分の力に線引きするのはやめよう。もっと自分を信じてやろう。」

著者、衣里子さんの力強い言葉を鏡にして、自分の弱さをみるようで、胸が苦しくなる。

「将来のことよりも、その将来を作ることばかり考えて、将来の夢だとか、そういう段じゃなくなってしまって、こんなはずじゃなかったのに…。」

普通の女の子が将来を考えられなくなってしまった悔しさに、読んでいて涙した。

2008年1月 ようやく「薬害肝炎救済法」が成立。原告として闘ってきた方々の涙。
実名公表した衣里子さんの毅然とした生き様に勇気をもらう人は多くいることだろう。

親しみやすい一冊
「薬害によってC型肝炎に感染させられていた」。この事実を20歳で知る事になりそれまでの生活が一変する。幼い頃から動物を愛し、植物を愛し当時から命への感心が強いのを感じます。自分の将来は無限に広がっている。まだある可能性を信じてヨーロッパを舞台に一人旅をする。そこで見た物や人との触れ合いで一回りも二回りも成長していく様は感動的です。そうやって手探りで生きながらようやく見つけた夢。その先に待つ障害はあまりに大きくまだ二十歳だった彼女には酷な現実です。国や製薬会社の利益や保身によって、不要な悩みで苦しみ、多くの人を巻き込み、辛い思いしなくてはいけない。そんな状況のなかでもひたむきに歩んでいく。新たな人生の中で新たな出会い。自分を支えてくれる人達との出会い。ピュアな想いは彼女に勇気を与え大きな力をくれる。薬害C型肝炎の問題は決して他人事ではないと言うこと。自覚症状に乏しく気付かないでいる人は今も大勢いるということ。感染被害の重大さを伝える本として、とても身近に感じらる内容で真剣に考えさせられる一冊だと思えます。

彼女の勁さが心に沁みる
人を動かす力を持っている。そういう女性なのかと思う。誰もが当たり前に過ごしている日常に、強烈で、それでいて柔らかな光を差し込んで来る。足元を照らして、それが本当に真実なのかと問いかけてくる。もっと笑って、楽しんで、言いたいことをいってもいいんじゃない?でも、そのためには目を覚まさなきゃといってるようにも聞こえる。C型肝炎という薬害を通じて、真実を問いかけてくる。活字を読める人なら誰でも一度は手にとって欲しい一冊。


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